「釣行記録」カテゴリーアーカイブ
白山の渓
遅めの夏休みを取って北陸方面にキャンプ旅行に行ってきました。
石川県では、以前よりバンブーロッドを作っていただいているkanazawabambooさんに初めてお会いし、白山の渓を案内していただきました。 kanazawabambooさん有難うございます。
kanazawabambooさんはロッドビルダーだけあってキャスティングも上手、
その上、体力もあり山道の遡行も早いので付いてゆくのがやっと。
それでもなんとかkanazawabambooさんのアテンドのおかげで9寸オーバーのイワナを釣ることができました。
来年は是非富山の渓を釣りましょうとお誘いをいただいたので
ハイシーズンに何とか都合をつけて出かけようと心に決めたのでした。
富山の渓ももちろん興味深いのですが、それにもましてkanazawabambooさんのお人柄の良さゆえ、またお会いして色々な話に花を咲かせたいと思ったからなのです。
ルアーマンと那珂川水系釣行 20120909
kawanobe.jpにコメントをいただいた源流ルアーマンSさんと
那珂川水系に行ってきました。
見事な渓相に反して釣果は散々。
この日はルアーにもあまり反応がない極度の低活性
(とはいえSさんは小型ながら数匹をあげている)
私にいたってはいつもにもまして低調で
バイトすらない状態
開始2時間もたったところで、今日はボウズだと諦めていました。
ところが、Sさんに支流にある秘密のポイントを教えていただき
なんとか1匹ゲット
直径1.5m、深さ30cmほどの溜まりにイワナが居ました。
先ずはSさんがルアーでトライ、でもこんな小さな水溜りでは、流石にルアーを泳がせることが出来ずノーバイト。
その後、私がフライで何とか仕留めました。
試作リールで実釣テスト
竿折って尺イワナ
今日は那珂川水系に行ってきました
夕方に用事があったので道の駅に前泊(車中泊)して午前中だけ釣りました。
釣果は5匹、とまぁまぁだったのですが、ショックな出来事がありました。
車止めから1時間歩いてから竿を出し、2投目、
フライラインとリーダーのつなぎ目がスネークガイドにひっかかったので
ティペットを持ってチョイチョイと引っ張ったら
ペッキという感じで6PCバンブーロッドのティップが折れました。
ガーン!!
作りが粗雑なロッドだったのですが
こんなに簡単に折れるなんて、ショックすぎる。
今日は午前中だけの釣行なので
予備のロッドを車に取りに行って2時間を棒に振ることはできません、
その間に誰かに追い越されるのは必至です。
仕方ないので折れたティップトップを持っていたビニールテープで補強して
釣り始めました。
何とかキャストすることは可能なのですが、もちろん飛距離とコントロールは全然だめ、
それでも我慢して釣っていたのです。
ちょっとした落差がある白泡のポイントにフライをキャストすると
泡の中からかなりの大きさのイワナが出て来て
追い食いしました
見事フッキングしたのですが
ラインにテンションがかかった途端、折れた部分がクニャとまがってテンションオフになり
バレてしまいました。
おーまいがっ!
あったま来たのでナイフでティップを切断して
2番目のガイドを先端にしてやったぜぇ。
その後、さっきほどではないけれどそこそこの大きさのイワナをゲット、
図ってみるとこれがギリギリ尺。
尾ビレが大きくお腹が真っ黄色の居着きイワナでした。
取り逃がしたのは大きかった(と釣り人は誰しもが思っている)
大蛇尾川下流 20120716
自分の体力測定を兼ねて大蛇尾川を下流から遡行してみました
小蛇尾川との分岐後の大堰堤より数えて4つ目の堰堤までは行ったことがあったのですが
このあたりに詳しい方からの情報により5つ目の堰堤までなら
釣り師でも遡行可能と判断し
第5堰堤(仮称)の確認を目標に
第1堰堤は小蛇尾側尾根の杣道をたどって高巻き
堰堤上の大川原から遡行開始
第4堰堤上までは竿を出さずに歩く
第2堰堤
足場が厳しく腕力勝負の高巻き
第3堰堤
腰まで水につかって腕力勝負高の巻き
登った岩場と堰堤が微妙に離れているので飛び移るのだが
高さがそこそこ有るので高所恐怖症の人は厳しいかも
第4堰堤
右岸のルンゼと岩場を使って高巻き
草付きがいやらしい
第5堰堤
堰堤釜の左岸にトラロープを発見するも
とてもじゃないが釣り師が登れない垂直な岩場
当然ムリムリ
連休最終日ということもあってか
魚は異常なほど神経質
魚影は走るがフライにはほとんど反応せず
隠れたら最後まったく姿を見せない
仕方がないので大岩に隠れて淵にフライをちょいと浮かべる
しばらくあって底からイワナが現れ
かなり慎重にフライを見極めてからパクリ
なんとも渋々な釣果
大蛇尾下流は両岸が切り立った崖で
種沢になる支流がないので
魚影が少ない
そのうえ水は恐ろしく透明なので
魚はすぐ姿をかくしてしまう
厳しい場所
最終釣行 20110918
那珂川水系 20110605
犬連れ源流釣行
金澤バンブー764-4 インプレッション
まず、インプレッションを記載する前にちょっとした能書きです。
当然のことながらこれから記載するインプレッションは私の個人的な感想であり、私の限られた経験を背景に感じたことでしかありません、しかもその感想は「現在はこう感じている」というもので今後変遷する可能性が十分ありえますので、そのところあらかじめご理解ください。
私がこのロッド以外に4ピース以上のバンブーロッドを握ったことは1度だけです。某有名ビルダー作の竿で、たしか5か6ピースでした。旅先でもバンブーが使いたいという要望のための特殊なロッドです。
持った感触は「重っ!」。
ロッドの重量というよりは持ち重り感というもので、グリップも細く、これは一日中振ることはできないなぁと感じました。
それ以来、マルチピースのバンブーロッドというと3ピースが限界なのだろうと勝手に思っていまして、それ以上のものは際物的な見方をしていました。
それでも、基本的に源流志向でパックロッド好きですからバンブー以外でいろいろなパックロッドを持っていまして、壊れてしまったり売ってしまって手元にないロッドもありますが、今でももたまに使用するロッドにグラスロッドの10ピースというものがあります。
これは仕舞寸法が極端に短く、ロッドケースに入れたままでベストの背中ポケットに余裕で入りますので、源流釣行や予備として携帯するのに重宝しています。
しかし、はっきり言って使用感は今一つ。
どんな感じかといいますと、キャストしてラインが出る瞬間にティップが先に振れ過ぎてしまうのです。ティップがお辞儀してしまう状態と言ったほうが分かりやすいでしょうか。もしくは揺れを吸収できていないと言うべきか。
何しろラインコントロールが難しいロッドなのです。
ラインキャストを野球のピッチングに例えると、ベストピッチングと呼べる投球にはある一定の幅で球を手放すタイミングがあると思うのですが、その幅が非常に狭いのです。
ゆえに、ベストなキャストをするためにはどんな場所でも同じようタイミングでキャストする必要があり、バックハンドを強いられる場所などではまずもって上手くキャストできたためしがありません。
当然フォルスキャストの回数も増えるし、ミスキャストも多いので釣果に影響が出ます。
前置きが長くなりましたが金澤バンブー764-4 RiversideRamblerはと言いますと、非常にキャストしやすいロッドです。4ピースにしてはロッドの持ち重り感がなく、全体的なバランスがいいので一日振っても疲れません。私はキャストするとき、ロッドフェース(ガイド側の前面)を全て使ってラインを押し出すようなイメージを持っているのですが、そのイメージに近くラインが繰り出されティップがお辞儀するようなことはありません。
ロッドアクションは昨年オーダーした703-3より気持ちハリがある印象ですがビンビンではないです。
また、ノードレス、ホローと特徴的な構造を持たロッドであるにもかかわらず、必要以上にエキセントリックな部分はなくバランスよくまとまったロッドだと言えると思います。今回4ピースをオーダーした理由はどんな場面でもそれなりにカバーできるユーティリティーで、まさしくぴったりな印象です。今後様々なシチュエーションでどんな使い方ができるか試すのが楽しみになりました。
これ以降は課題。
キャスト中というのは予想以上にねじれの力がかかるようで、正面を合わせてきちんと繋いでいたのですがバットセクションとセカンドセクションの面で少しずれました。こちらはフェールールワックスを塗布し、きつめに繋ぐことで様子を見ようと思います。
しかしこれでハリキフェルールの16/64エクストラショートが生産終了となった理由が分かった気がしました。
それと、これはロッドの問題ではないかもしれませんが、今回の釣行ではいつもに増してバラシが多かったのです
バーブレスフックの利用と小型のイワナが多かったのもあるのですが、ランディング途中でバレることが何度もありました。
今回はシルクラインも用意していのですが、結局PVCラインとファールドリーダーを利用していたことも関係しているのか、ファールドリーダーは伸びきった場合にナイロンリーダーに比べて案外ショック吸収性がないのでは?と思っています。
フライラインとリーダーの間にゴム系のラインを繋ぐ方法があったはず、商品名ご存知の方お教えください。